ランクマS22シングル構築記事　～ヘレンフェスタ～

今回はランクマのシーズン22シングルの構築記事になります。レギュGはダブルばかりやってたのでお久しぶりのシングルです。レギュH1ヶ月目です。一部ネタ含みます。

サムネ用構築画像

構築経緯
ヘレンとは
PT紹介
重いポケモン
結果
要望
おまけ
Special Thanks

今回のBGM

www.youtube.com

(聴いてみ？跳ぶぞ？)

構築経緯

いろんなポケモンを試していく中で鋼テラスのチョッキウェーニバルであればカイリュー暁ガチグマに有利で全抜き態勢取れると気づく。サーフゴーに対しても水テラスやでんじは持ちでなければ有利。このポケモンと今期は心中しようと決意。

ウェーニバルに繋ぐためのポケモンとしてダイススケショ型に見えそうなでんきだまなげつけるガブリアスを採用。この環境はスケイルショットが最強だと感じたのでSラインを落としながらウェーニバルへつなぐ。ガブウェーニバルを基本選出で長いこと戦ってた。自分でスケショするには命中90とブリジュラスの存在が不安要素だった。

塩、クエス、イエニューラ、あたりのはまると負けかねないポケモンやじきゅうりょくブリジュラスに強いおんみつマントサーフゴーを補完枠で採用。

メガネサザンをしばらく使っていたがガブウェーニバルの並びでサザンも入れるとアシレーヌに対して非常にまずいので、そこに強く出していけ後出しブリジュラスへの負荷も大きい火力を誇るメガネストリンダーを入れる。

残り2匹をあれこれ入れ替えながら試していく中でマスカーニャがミミッキュに使用率抜かれたとのデータが入った。

サーフゴーやイダイトウの霊技の一貫切り、ミミッキュ暁ガチグマへの対面性能が高いポリゴン2を加える。

先制技でフィニッシャー性能がありミミッキュアローラキュウコン対策としても適任なハッサムが加入。

最終日の前の日にハチマキマスカーニャにボコボコにされることが多くてストレスになり、他にもガブとかコノヨザルが重かったので最終日に対策としてタスキのクエスパトラを採用。軸だったけど明らかに選出率低くなったガブリアスを外した。

ただこの6匹だとテラバ持ちのジャローダに暴れられて終わることと、Sラインがまだ低く感じたことから先ほどストレスに感じたハチマキマスカーニャを使う側に回った。代わりにテラスタルで起点にされやすいストリンダーを外した(アシレーヌを重くみる必要がなくなった)。

これで6匹完成。

最終的に600族ドラゴンがいなくなるとは思わなかった。ジョウト(関西)2匹、パルデア(西班牙)4匹の西統一構築？です。

ウェーニバルを対戦で使っていくうちにヘレンにしか見えなくなってきたのでこれまで使ってた♀ウェーニバルにヘレンを襲名した。

ヘレンとは

アイドルマスターシンデレラガールズ(通称デレマス)に登場するアイドルの1人。

一言で言うなら世界レベル。世界レベルのダンスで魅了しヘレンという存在を釘づける。

大丈夫、よくわからなくてもアイマスキャラの中でトップクラスに謎に包まれた人だから。いるだけで面白い人だから。

PT紹介

ウェーニバル

華麗なアクアステップを魅せチョッキ着ながらもインファイトで身軽なフットワークを押し付けトリプルアクセルを鮮やかに披露してここぞというときにウェーブタックルで決めてくる、その姿まさにヘレン！

準速カイリューサフゴよりも速いすばやさからアクアステップすることで次ターン高い素早さから攻撃できる。火力もすばやさも落とせないのでASぶっぱ。

トリプルアクセルはミミッキュとテラスできないカイリューに対して撃つ。

ウェーブタックルの存在が特にえらくて、アクアステップ2耐えできるだろうという想定の相手にウェーブタックルを叩き込むことでじかじょう発動し無双態勢ができる。しかもこの技採用率Top10圏外なので考慮されないことも多い。

イダイトウ、マリルリ、ヘイラッシャあたりに対してはあまり選出せず、ママンボウ入りに対してだけは絶対選出しない。2000位くらいまでは選出率高かったが、最終日数日にかけてウェーニバルで態勢を整えられない構築が増えたのが惜しい、特に最終日異常なくらいアローラキュウコンブリジュラスに当たったため選出しづらく感じた。最終日にステロ要因が消えたけどいたらもっと見れる範囲が広がる。

使う場合は最速頑丈ブリジュラスにS負けてるので注意。(この橋速くない？)

チョッキの優秀さはダメ計↓にて。

鋼テラス時に特化ノマテラハチマキカイリューのしんそく最高乱数2連以外耐え、スケショ9発耐え(10発目乱数)、特化ステラブリジュラスのエレクトロビーム耐え、ノマテラ暁ガチグマのシルクのスカーフブラッドムーンで91～108ダメ(6割程度)、特化サーフゴーのシャドボ2耐え

+1トリプルアクセルでH4振りミミッキュ確一、H振り中乱数

+1ウェーブタックルでCSサーフゴー確一

サーフゴー

その輝きはまさに世界レベルなのでおんみつマントで制御することになったサーフゴー！

面倒な相手の対策枠として入れたら他のポケモンと入れ替えようにも入れ替えづらくて最後まで残ったポケモン。上でも言ったようにキョジオーン、イエニューラ、ママングライ、クエスパトラ、コノヨザルあたりと戦う想定。ブリジュラス+低速軍団にも選出しやすい。

テラスは飛行で耐性変更用。耐性+HBベースによりじこさいせいによる受けがしやすい。

特化ガブのじしん、特化ハチマキカイリューのじしん、特化サザンドラのあくのはどう耐え

特化ウルガモスのほのおのまい最高乱数以外耐え、特化オオニューラの剣舞じごくづき75%で耐え

4振り85族、無振り86族抜き

ポリゴン2

ほうでんやトラアタで輝きを放ちながらヘレンをダウンロードしてオーシャンブルーの色違いになったポリ2！

いろんな攻撃を耐えながら殴っていく。ブリジュガチグマサーフゴーあたりに対してダウンロードでCを上げれる点が優秀で、これがトレースだったら火力不足で採用してなかっただろう。調整も火力ベースで耐久はある程度耐えれるくらいにとどめてる。

トラアタほうでんシャドボの追加効果は悪魔の所業。でんきだまガブのマヒ撒きを部分的に担った。8世代で1番嫌いなポケモンだったが9世代では火力インフレ、再生PP減少、はたきどくどくの再普及によって強ポケくらいの位置づけになったので許した。サイコノイズはターン数をもっと増やせ。

霊テラスはじきゅうりょくブリジュラスのボディプレス対策で便利だったしトリックしてくるサーフゴー相手には霊テラシャドボで返り討ちにしていた。

特化剣舞ガブのスケショ5発耐え

ようき剣舞珠ミミッキュのステラじゃれつく+ステロダメ耐え

+1トラアタでASガブ、ASセグ、HC暁ガチグマが確2

+1霊テラシャドボでH振りサーフゴー高乱数一発

ハッサム

ソードダンスで高揚しながら命を削いで迫る赤き弾丸世界レベル！

本来はウェーニバルで取りこぼした相手を蹴散らす目的で採用したが、技範囲+高火力のおかげでいろんな相手に繰り出せた。はたきおとすのおかげでハッサム選出した意味がない試合はなかった。雑に強いのでいろんな構築に組み込み可能。

最終日に引き先のラウドボーン2匹に急所をぶち当ててテラスを切ることなく処理できた。最終日の勝率を底上げしてくれたMVP。

悪テラスははたきおとすの火力upだけでなくワイドフォース透かしにも使える。

珠はたき+珠悪テラはたきでHBラウドボーンを落とす

剣舞珠バレパンでHCアシレーヌを確一

特化ノマテラブラムン+しんくうは耐え、特化ブリジュラスエレクトロビーム耐え(おくびょう特化ならインファの珠ダメも耐える)

珠ダメ最小のHP10n-1

Sちょい振りのラウドボーン抜き、マヒした最速115族抜き

クエスパトラ

はねを広げ輝きを放ち続けながら加速し続ける、実にヘレン！

基本的に先発で出して荒らしてもらう。最終日だけの採用だったがその中では選出率No1だった。もっと開拓のしがいがあるポケモン。

イカサマは諸説。剣舞積んだ相手に出して撃つなら有効だが先発で出す場合に撃つ機会はあまりないのでサフゴ意識するならシャドボでもいいだろう。加速バトンでサフゴあたりに繋ぐのもあり。

テラスはフェアリー。タスキもちにとって嫌なスケイルショットを無効にしながら対悪タイプのマジシャの火力を上げられるのは便利。

妖テラマジシャでマスカーニャ確一なので最終日に先発で出てきたハチマキへんげんじざいマスカーニャは全員テラス切ってタスキ残しながら突破できた。

ルミナコリジョンでD下げながら倒されることによって裏のDLポリ2との相性がいい。

ガブとの入れ替えで使ったけどどっちにしてもおんみつマントが辛い。

マスカーニャ

仮面を纏い七色の圧力で迫ってくる世界レベルなマスカーニャ！

アラブルネコ。雑に使って強かったが相手のスカーフもちかどうかを見極める技量がいる(スカーフとんぼコノヨにやられて学んだ)。珠マスカーニャ使ってたときは受け先がいなくてとんぼがえりを採用してなかったが、ハチマキとんぼがえりで手痛いダメージを負わせながら自身はダメージ回避するのがえらい。とんぼがえり雑に配りすぎ問題。

ミラーに負けたくないので最速

気持ちばかりのDL対策でD4振り

トリックフラワーでH252暁ガチグマ62.5%の中乱数 (こいつなんなん？)

じゃれつくでH252ガブ確一、H252セグレイブ高乱数一発

とんぼがえりで無振りジャローダ確一、H252ジャローダ中乱数一発

悪テラはたきおとすでH252-B60ガモスまで確一

基本選出を決めるほどの対戦数はできてないのでありませんが、マスカーニャかクエスパトラを先発にして展開することが多かったです。

重いポケモン

ジャローダ　マスカーニャを入れたとはいえテラス択や技構成、戦況次第で無双性能が高い

アローラキュウコン　壁アンコが面倒でウェーニバル通すうえでの弊害となった

ガブリアス　剣舞でもハチマキでも重い、テラスでうまく回避するかトラアタに祈りをささげる

ウルガモス　1舞されるときつくPT半壊覚悟で挑む必要があった

ハチマキマスカーニャ　最終日はクエスのおかげである程度救われたがそれまでは技範囲がぶっ刺さっててきつすぎた。

ママンボウ　ミラーコートクイックターンさいせいりょくがこちらに刺さってきつめ、なによりウェーニバルできない、ストリンダー外してより重くなった感じ

グライオン　重いというよりみがまもグライオンが画面に出てる時間があまりに無駄なのでゲーフリに何度もクレームを入れたくなるレベル、プレイヤーに直接攻撃してくる

結果

最終943位　最終レート1943

なんとか最終3桁に滑り込むことができました！下3桁揃っててキレイ！

最終日まで構築煮詰めていたので構築完成度は高くないですが1ヶ月でたくさん潜っただけの結果として残せたのはうれしかったです。

個人的なタイムリミットの直前で、9連勝(間に運負け1試合含む)できたのがとにかく大きかった。終盤ずっと1000位～4000位をさまよっていたので。

ただレート2000のせてる人も多かったので中堅マイナー好きの私としてはここでレート2000のせたかったという気持ちもありました。世界レベルと呼ぶにはまだ遠い順位ですからね！

人によっては対戦数多く感じるかもしれませんがシーズン序盤にいろんなポケモンを試しまくって100戦ほど5桁をさまよった結果なので気にしなくていいです。TNバイオレットですけどサブロム持ってない常に1ロム特攻です(ランキングに同じ人が複数入ってるのを嫌ってる)。

要望

現ポケモンバトルにはシングルとダブルがあって私はどちらもやっています。日本ではシングル勢が多いからかダブル勢は構築記事にダブルと記載するのが大半です。ではシングルはといったら記載してない人が多いです。シングルバトルが当たり前みたいな風潮はダブルバトルやってる人から見て嫌なので、シングルバトルの構築記事にシングルの文字を入れてくれ！

あとダブルと書かれてないダブル構築記事をシングル勢がアクセスした場合に勝手に怒らないでほしい。それはシングル勢のエゴの押し付けだから。

これは想像だけど、構築記事まとめサイト的にもそのほうがありがたいだろう。

個人的に仲間大会のルールにシングルダブルを記載してないものはあまり出たくないです。

おまけ

最終日までに構築に入れてた面々を一部抜粋して紹介

先発に投げて上を取らせない盤面を形成する。初手カイリュー対面はテラス切ってくれることが多かったのでなげつける+がんぷうでウェーニバル圏内に入れる動きができた。テラス切らない不届き者ガモスはがんぷうの餌食にした。

ブリジュラスや暁ガチグマと対面したときが１ターンで退場することが多めだったので気まずかったしマスカーニャのトリプルアクセルがひたすらしんどかった。

毒テラスにするまでは虫テラスで使ってたけど最初に3桁にのせたのを境に毒テラスにした。別に虫テラスだったおかげで勝てた試合はないので。

相手のおんみつマントや状態異常対策を考えたらジャローダやクエスパトラを構築に同居させるわけにはいかなかった。結果ガブを外してクエスを構築に迎えた。よりにもよって最終日に。

でんきだまガブで200戦以上やったと思うけど粉ガブの1%を超えなかったのは解せなかった。コノヨのでんきだまはある程度予想した立ち回りする人いると思ったのでガブでやった。

無振りイエッサン♂をじしんで確一

さすがにメタられないしなんで使ってるか自分でもいまいちわかってないポケモン pic.twitter.com/NMVpG2hiR8
— ラプラス (@laprass56131) 2024年9月18日

眼鏡パンクロックの超火力でゴリ押す。ストリンダーより素早さ低いポケモンには問答無用で手痛いダメージを負わせられる。

構築のSラインの都合やテラスによる起点のなりやすさから最終日に外れたもののストリンダー舐め舐め選出の相手をたくさん破壊してくれた。耐久もすばやさラインもいまいち信用できないまま採用したけど病みつきになる性能をしてた。グライオンの選出抑制できてたら幸いである。

最初はヘドロばくだんを入れていたが撃つ機会がろくになかったのではたきおとされたとき用にほっすりを採用した。

マスカーニャのハチマキはたきおとす最高乱数以外耐え

準速ペリッパー抜き(最速暁ガチグマ抜き)

あっ好き pic.twitter.com/JFwSYu5zqU
— ラプラス (@laprass56131) 2024年9月21日

相手のマスカーニャ牽制用に入れてたがシンプルに活躍機会が少なかった。マスカーニャミラーのスカーフとんぼがえりに狩られるのはこちらが悪いが同速トリプルアクセル負けするとむなしくなる。最終日にハチマキ悪テラスになって構築に帰ってきた。

D0個体。対面で0.9～2.9匹もっていってくれるポケモン。高速物理アタッカー相手にがむつぶてができてスケショ耐性がある。特殊相手にはタスキミラーコートで1匹もっていってから裏のなめたポケモンにがむしゃらを入れてウェーニバルのじかじょう起点にする。HP1サンドパンを起点に積むガモスとかをがむつぶてで倒して詰ませることもあった。

そもそもの採用理由がアローラキュウコンに壁展開される前にアイヘで持っていくことであり非常に優秀な性能をもっていたが、準速カイリューを最速でも抜けない遅さとステロドラテブリジュラス・コノヨザル・イダイトウに対してあまりに無力だったので泣く泣く外した。みがわりやアンコールにも弱い。

がむしゃらが円盤新規習得技かつランクマ使用率圏外で読まれないので個人的におすすめポイントが高い。マンムーとはミラコの有無や鋼タイプの耐性で差別化できてる。

受けル対策枠の相棒ポケモン。何十戦やって一回当たるかの相手よりも他への対策にリソースを割きたかった。後だしグライオンに対して零度一撃で当てて絶望みたいなTNの人を切断させた。当然選出率は低かったし見え見えのバトンパにほろびを入れるために連れてくことがだいたいだった。ラプラスがじこさいせい覚えたら・・・やっぱだめですかね？

マスボ上げのときにはホズのみやのどスプレーを持たせたアタッカーのラプラスを使用した。

レンタルパはないです、詳しくは2か月前記事のラスト部分参照。

laprass56131.hatenablog.com

そもそも突貫工事みたいなこのPTをそのまま使わずに新規育成の参考くらいにしてもらえたら幸いです。