夏の地獄ドラフトの記事の続きになります。
パートナーズ決め↓
前々回↓
前回↓
ということで全勝し予選1位抜けでき、決勝トーナメントはこのようになりました。
いや決勝まで禁伝と当たらなくて草。予選でどれだけ禁伝消えたのよ。
ただこの企画、メタゲームにあるまじき重大な欠点があり、それがこの決勝トーナメントが1日の夜数時間で全行程終了する形になります。
つまりどういうことかというと、初戦のダニエルさん戦を考察したうえで、準決勝は休歌さんサンポスターさん森カモメさんの3人分のメタを考えその中から1人、決勝は反対側6人の分のメタを考えたうえで当たるのは誰か1人。
要するに10人分のメタを1週間で考えたうえで決勝まで上がればその内3人と戦うことになります。どこかで負けたら他の人の考察や育成分がパーになります。なんだったら初戦のダニエルさんの分の考察時間を削って他の人に考察を当てるはめになります。
結論、準決勝以降はメタゲーム企画と言うのをやめてただの対戦企画と言うことにしました。準決勝以降当たる人に何もメタ張らないのも違うので何かしらは考えることになりますが、どう考えても決勝予定の6人にちゃんとメタを張った対戦にするのは不可能、10人分のポケモン育成するのも不可能。1ヶ月あっても怪しいくらいです。準決勝はともかく決勝は選出だけ決めたうえでほぼ考察のない対戦になるでしょう。
それを踏まえたうえでどうぞ。
準々決勝 VSダニエルさん
レボルトにイダイトウ組み合わせるのって定番なのかな?
まごうことなき雨パ。電気や草弱点をゴリラとレボルトで一貫切ってる。
タギングルもセルフ雨始動要因になれる。いかりのまえばがむしゃらはたきおとすアンコールちょうはつといった便利技を高いすばやさやいたずらごころから使えるのは便利。けたぐりもいや。
・相手視点でのトリルディアルガ対策
ねこだまし+ちょうはつで食い止める
こだわりびっくりテラスタルでワンパン(ツーパン)
最遅イダイトウのおはかまいりで無双
こちらとしてはトリル軸でいきたいところだけど遅いタイプのイダイトウで暴れられるのが嫌なのであまりトリルを張りたくない。
選出予想
選出は初手にゴリラレボルト@2でグドラは来ないと思っている。ねこだまし+レボルトのディアルガ対策でディアルガを厚く見てくると踏んでる。ゴリラの代わりにタギングルの可能性もあり。
初手ゴリラレボルト、裏イダイトウ+トノorタギングルじゃないかなと踏んでるが果たして。初手から雨パでくるにはおはかまいりの火力が足りないしグドラも刺さりが悪い。やるとしても終盤だろう。雨前提のメタはしない。
ゴリラレボルトイダイトウタギングルの選出の場合マリルリが上から殴られて終わる未来しか見えなかったのでマリルリではなくエンニュートを連れていく。
PT紹介
エンニュート@タスキ
むじゃきH54C252S204
ねこ ヘドばく イカサマ でんじは
ねこだましで相手のゴリランダーかタギングルを止める。あとはヘドばくで削るなりでんじは入れるなり。
テツノコウベ@パワフルハーブ 草
おくびょうH222C84S204
あくは メテビ ぼうふう おいかぜ
初手想定のレボルトをメテオビームで消し去る。その後はあくはやぼうふうで削るなりおいかぜしたりでディアルガにつなぐ。
初手トノグドラでグドラがおんみつマント持ってたら泣く。初手雨パがきちゃったらコウベにテラス切っておいかぜでいいんじゃないかな。
Cにあまり振ってないのでイダイトウにあくは耐えられる。
最速レボルト抜き、+1メテビでH252レボルトが確一
ディアルガ@チョッキ 草
ひかえめH252B52C190D4S12
テラバ りゅうのはどう 冷ビ かみなり
チョッキフルアタで殴るだけのふつーのディアルガ。耐性優秀なので相手のまもってないほうにどれだけ攻撃できるかが大事になってくる。
特化威力150珠てきおうりょくおはかまいりを13/16耐え、威力200てきおうりょくおはかまいりを11/16耐え、ゴリラの10まんばりきGF込みで高乱数2耐え
エルレイド@グラスシード 草
いじっぱりH54A212S244
聖剣 リフブレ かげうち まもる
タスキ持たせる想定だったけどエンニュートとタスキが被ってることに考察終盤で気づき、なんかいいもちものないかなと考えた結果グラスシードに。相手のゴリラはまず来るから防御上げればなんか耐えてくれるだろうと思った(実際は高火力技は無理だけど)。
ふだんと違ってPT紹介の文章量が少ないのはそれだけ他の人の考察に頭回されたから。
対戦内容
画面角度が曲がってるのでお手数ですが再生始まったら右下の回転コマンドで回してください。
初手はこちらはテツノコウベエンニュート、お相手はニョロトノタギングル。
全然知らない盤面なんだが!?
対戦内容はこれまでどおり録画にしたのであとがたりまでカット。
あとがたり
選出予想が真逆すぎて混乱しました。タギングルはともかく初手からゴリラもボルトロスも来ないのは考えてません。さらにだめだったのはイダイトウのおはかまいりに対するケアがなかったことですね・・・。すいすいイダイトウでしたがハチマキだったのでディアルガは耐えず。
戦術に起点を利かせられるようにトリルは最低限仕込むべきだった。裏のディアルガかエルレでトリルできてたら勝ててた気がする。初手トリルしてたらどうする気だったんだろう?
エルレイドのところでも触れたとおり、最初はエルレイドのタスキで攻撃を耐えて返しで倒すことを考えてたのでイダイトウが気づけばきつくなってたし、相手選出的にエンニュートはまずいらなかった。
あとはおはかまいり対策どうするのってくらいなかったのでエルレイドをノーマルテラスにする必要はあった。エルレイドをタスキノマテラにしたうえでタスキエンニュートの選出は控えなければならなかった。
ふぁいどさん戦
エキシビションです。ディアルガダービーという謎単語をふぁいどさんが連呼してたことにより決勝トナメ1落ちだろうがやることに。ちなみに他の鋼ドラゴンであるブリジュラスとヒスイヌメルゴンが決勝にいった。
当たるとしたら決勝で反対側ブロックだったのですごくうっすらしか考察してません。メタゲーム記録には換算しません。
選出予想
ソウブレイズは来なさそう、モルペコと霊獣ラブトロスのどっちかが外れそうだけどどっちかはわからない。以上。オニシズクモはドラフトで余ってたらほしかったなぁって。実はだいぶ信頼してるポケモンだったりする。バンバドロ対策で絶対くるでしょうね。
PT紹介
エルレイド@ゴツメ 鋼
いじっぱりH252A78B180
聖剣 トリル ふういん まもる
トリルを封印する。アタッカー型のイッカネズミだった場合はとなりのディアルガを攻撃しないと思うのでゴツメダメージで消えてもらう。モルペコの攻撃に対してもゴツメでタスキつぶししてもらう(※オーラぐるまは非接触技らしいです)。
ディアルガ@オボン 霊
ひかえめH230C252S28
りゅうせいぐん 10万 だいち まもる
オボンで生存性を高めた。ミラー意識のSちょい振り。モルペコ主軸の場合はオリジンディアルガのS振ってそうな気もするけどそうでなければ遅いと思われる。特段コンボめいたことはせずにただ殴る。バンバドロがいる可能性もにおわせるために特性テレパシー。
テツノコウベ@パワフルハーブ 鋼
ひかえめH228C252S30
バークアウト メテオビーム だいちのちから まもる
メテビでオニシズクモやラブトロスを消し飛ばしてバクアでオリジンディアルガの火力をしょぼくする。ソウブレイズには全部抜群で通る。
無振りのイッカネズミぐらいは抜けるようちょっとだけS振った。
マリルリ@粉 妖
いじっぱりH230A252D28
アクブレ じゃれつく アクジェ きあいパンチ
光の粉で攻撃かわしてきあいパンチを当てろモンスター。決まればヤクザ。
対戦内容
画面角度が曲がってるのでお手数ですが再生始まったら右下の回転コマンドで回してください。
初手こちらディアルガエルレイド、お相手オリジンディアルガイッカネズミ。想定の対面。これがお互い望んでたんでしょ?
SVの欠陥ポイントいくらでも出てくるけど対戦のカメラワークも歴代最悪レベルのひどさ。埋まってハンマーで画面を隠すデカヌチャンとか全体隠すトドツキとか。
あとがたり
エルレイドのゴツメは刺さらなかったしうそなきだいちのちからを耐えたのもたまたまのプレイングだった。
とはいえふぁいどさんのトリル戦術をふういんできたこと、まもる択がうまかったこと、コウベのバクアメテビが良い感じに刺さったおかげで勝ちをもぎ取れた。
めいそうラブトロスは想定してなかったのでやばかったがバークアウトが全体的に刺さりよかった。
初手以外はディアルガしてない対戦だったけどディアルガ頂上決定戦は通常ディアルガのほうに軍配が上がりましたとさ。
総括
ベスト8どまりだったものの、エキシビション含めて6勝1敗とドラフトの構築力はあったんじゃないかと自負しています。
普段から準伝にあまり頼らないプレイスタイルで今回も1匹も使っておらず種族値的には控えめだったが、戦略の幅広さと火力の押し付けによりダブルのメタゲーム初めてとは思わせない活躍はできた。誰かが私の構築全体の火力低いと言ってた気がするけど見た目に反してエンニュート以外120以上の種族値で殴れる脳筋なのでさすがに求めすぎ(エンニュートもC111からオバヒを撃てる)。
・個別振り返り
7選出6勝。カスタマイズ性ある通常ディアルガはメタゲームで扱いやすくていいですね。耐性優秀のC150から単純に殴ってるだけで強いのもいいポイントです。トリル要因としても使えるしおいかぜからのエースもできるちょうどいいすばやさだった。
扱いづらい特性であるディアルガの特性を実は両方とも活かして勝ってる対戦があるのもよかった。
専用技であるときのほうこうは信用してないので一度も撃たなかったが撃ってコウベやバンバドロのほえるで流すことも一応可能なので試す価値はありそう(それでもやらないと思うけど)。
テツノコウベ
6選出5勝。初戦の出落ちや準々決勝でのミスはあったもののブエナおいかぜバークアウトやパワフルメテオビームが強かったし全部当ててくれた。3戦ほどはコウベのおかげで勝てたくらいには当初の想定を遥かに超える活躍をしてくれたので今回のMVPにした、ディアルガは強くて当たり前なので。
デバフ面が優秀でバークアウトもこわいかおもあるが、うそなきとにらみつけるを覚えないのが惜しかった。きんぞくおんは覚えるらしいけど命中100になってから出直してきてください。
想像以上にできることが多く技範囲も良くて面白いポケモンだった、ダブル向きのポケモンだ。
エルレイド
5選出4勝。いると安心。きれあじが強すぎて結局ダブルでも脳筋行動ばかりしてた気がする。物理耐久上げるすべが自身のリフレクターくらいなので集中攻撃に弱いのは欠点。集中攻撃に弱い故にエルレイドでトリルを張る気力が起きなかった。ワイガも使えるが黒バドオーガエレキあたりには当たらなかったので使うことはなかった。
おいかぜともトリルとも相性良い点ではディアルガコウベとの相性は最高だったと言えるだろう。予選中活躍がほとんどなかったため実はエキシビションのトリルふういんが一番活躍してたと言える。
2選出2勝。トリルテレパシーディアルガとの相性がピカイチだった。バンバドロをじきゅうりょくからのボディプレス要因として見てる人が多い印象感じたけど、A125の火力にH100B100D85の高耐久にS35の鈍足+優秀特性ですからね。いかく無効でじしん撃ってるだけで強い。
やれることがアタッカーか昆布くらいで少ない点が惜しいが十分エーススペックのあるポケモン。
トリルしない場合はふくろだたき戦術でいいと思うんだけどそもそも期待してない戦術なのでバンバドロ取ったとてやるつもりはなかった。コノヨザルやコバルオンにふくろだたきしたほうがふつうに強いだろう。
2選出1勝。今回唯一活躍させられなかった。出せる相手があまりよろしくなかったりディアルガコウベ以外との相性がいまいちだったところもある。
タスキ前提でしかエンニュートを使えないのでシングルのエンニュートは全然評価してないが(どくどく+がむしゃらはできる)、ダブルのエンニュートはアンコかなしばアシボがむしゃらムチと器用なところが好き。強いていうならエンニュートやコウベのバクア対策でおんみつマントを警戒したあまりうそなきベースになったところはミスだと思う。ちなみにドラゴンエールよりうそなきを信用してるのでエールする気はなかった。
ねこだまし要因を中~低速にすることでディアルガトリルとの相性がよくなるのでそこが反省点だった。
6選出6勝。決勝トナメではあまり出せる相手いなかったものの予選ではマリルリ出せる対戦ばかりだった結果、予選は全戦選出した。
勝率100%ですばらしいんだけど活躍内訳としては2戦出番なし、2戦は終盤アクジェでのお掃除のみ、cocoaさん戦で1回ロゼルタケにじゃれついて、さいまるさん戦で耐性活かしてアクアブレイクを撃った程度。体感だとコウベやバンバドロのほうが活躍してたなって印象がある。とはいえさいまるさん戦でマリルリがいたことはすごく心強かった、代わりにダニエルさん戦でラプラスがすごく恋しくなった。
ダブルバトル要素は全然なかったけどそういうポケモンもときには必要だとは思うし6巡目で取るには破格の性能だったと思う。クレセやヤバソチャがいたらはらだいこもしやすかっただろう。
構築全体の反省はほぼなかったが、全体範囲打点がもう1枚あってもよかったし、初動物理高打点に対抗する術に欠けていた。
なのでエンニュート→ブーバーが正解だったかもしれない。このゆび以外にもふんえんでの全体技+やけどチャンス、ディアルガよりちょい速いすばやさからのアシッドボム、ちょうはつはたきおにびマッパてだすけと面白い動きができたことだろう。このゆびしてる間にディアルガがてっぺき積めたりマリルリがはらだいこできたら強いこと間違いなし。
冬にレギュHでの地獄ドラフトの開催も決まってるようです。スケジュール次第ですかね。正直1週間のうちに決勝トーナメントで対戦しない人の考察育成をしてる時間が地獄というより虚無だったのでそこが改善されるなら出るかもです。個人的には1戦1週間の猶予がほしいですが自由枠のないこのルールなら3日で1戦消化でもよさそうです。今まで2週間で5人分のメタ考察をしたことなかったけど実際ギリギリなんとかなるルールでしたので。
参加経緯冒頭で言ってたメタ張りよりプレイングのほうがだいぶ大事なんじゃないの?という見解については間違いでした。対戦してみてメタ張りが過半数以上でプレイングもある程度しっかりしてる必要がある、という結論でした。
負けたダニエルさん戦なんてプレイングでどうこうできる問題ではない負けでしたし、麴屋さん戦やしゅうかさん戦の初手選出バンバドロや、cocoaさん戦のみがまもディアルガ、あかねびさん戦でのメガネディアルガを通すために最大限の補佐をコウベで賄うことはあらかじめメタとして決めてたからの勝ちでした。
自分の張ったメタを通して勝っていくのはシングルと変わらずでした。ついでにふぁいどさんが身をもって体験してたけど相手のメタを対策することばかりに気を取られて手持ちのパワーを自ら落とすのもよくないと感じれてよかったです。
おまけ
準決で戦う予定だった人、まとまった考察ではないので略します。
休歌さん
先発 後発
ギャラジャロの並びって私が初めてドラフト企画に参加したときのパートナーズなので趣深いですね。
森カモメさん
先発 後発
マシマシラのSを前日まで130だと思って考察してたので結果1番面倒だった。ガラサンBANしたかった。
サンポスターさん
先発 後発
ダブルのメタモンはギャンブル性高くてとにかく嫌い。エルレをコピられないように立ち回る予定だった。
他の人については決勝前にうっすらメモからアドリブで育成対戦します。
サムネ用画像
それでは主催、ディアルガ貸してくれたあかさびさん、ここまで関わってくれたみなさん、記事読んでくれたみなさんありがとうございました!!