初手テラス杯 ~パートナーズ決定編~

今回から初手テラス杯編の記事になります。SV最初で最後の主催を自身で務めました。

なので基本的に一参加者視点で語りますが運営目線から語ることもあります。

 

大会要項

laprass56131.hatenablog.com

 

 

開催意図としては要項にも書いたとおり

「テラスタルのタイミングを初手に固定することでびっくりテラスという不毛な択が緩和される。」

サンダーダイブ押したいのにどこから地面テラスが飛んでくるかわからない不安と戦い続けるのとか嫌ですからね。

私自身テラスタルは嫌いという側面のほうが圧倒的に占めるが、テラスタルのおかげで救われるポケモンがいることもまた事実。SVのテラスタル環境からおさらばする前にそういうポケモンが活躍してほしい。戦況をひっくり返すテラスタルじゃなくて選出PTの完成度を高めるための初手テラスタル。

SVのメタゲームで10パートナーズ制ルールがほとんどなかったので10パートナーズルールにした。6か8匹が多かった記憶。自由枠は入れてもよかったけど初手テラスのルールとかみ合いが悪かったり10匹分の考察+自由枠予想で1戦あたりの考察量が膨大になるのもよくないのでなしにした。

 

環境調査

禁止枠の制定について

いきなりですが開催にあたっての主催視点をしばらく語ります。

レギュHの対戦環境で上位でありながら初手テラスをするのが大安定となるポケモンを中心に禁止枠にしました。特性も大きく関わってきます。

テラスタイプを「自身が覚えている技のタイプ」という制限でも無限のテラス択になりかねないうえに相手のテラスをどのみちマルスケはねやすめで受けてしまうカイリュー。変化技という選択肢を見せ合い時点から奪ってしまうおうごんのからだのサーフゴー、しんがんノマテラブラッドムーンでタイプを実質無視した暴力を振るう暁ガチグマ、がんじょうじきゅうりょくでまったく異なる対策を要求し物理アタッカーの抑止圧力がとても高いブリジュラス。レギュH四天王の禁止は当然だった。

次に禁止したのはどのテラスだろうがすべて受けてしまうばけのかわのミミッキュ、一応かたやぶりや連続技で貫通はできるもののこの大会のコンセプトとしてふさわしくないのではじいた。次にオオニューラ、ねこだましで相手の霊テラス以外に安定の様子見をすることやノーマルジュエルかるわざで上取ることもできる。それだけなら禁止枠にするほどでもないがフェイタルクローのせいで5割の不当な状態異常の押し付けで初手テラスが一気に運ゲ化することを嫌って禁止指定した。フェイタルクローを禁止技指定する案もなくはないが違反の判別がさすがに厳しそうだったのでやめた。

次にドラパルト。トップクラスのすばやさの600族がハチマキスカーフ眼鏡で殴るだけで強いに決まってるしサポート性能も豊富、何よりとんぼがえりでの様子見が強い。禁止指定しないとたとえ制限枠行きだとしてもドラパルトまみれのパートナーズになるのが目に見えてたので禁止。次にガブリアス、準伝パラドックスがいない環境だと案外S100あれば速い部類であるので純粋にガブのスペックが高くどのタイプにテラスしてじしんを撃っても脅威だし一撃で倒す前に2回攻撃をくらって倒されるケースが大半で多くの対戦でガブで半壊が想像できたので禁止。

次にグライオン。シンプルにみがまもしてるだけのゲームが対戦として面白くないので禁止指定、本大会においてサイクル戦は望んでいるが無限回復の戦術は求めていない。ラストにウルガモス。ガブ同様S100で速い部類でありながら蝶舞が使えるのでいるだけで特殊に対しての抑止力が大きくなる。物理に至ってもおにびを入れればいい。おまけに眼鏡ほのおのまいをしてるだけで3タテするケースもありそうだったのと、今回ステロを撒かれづらい環境なため有利対面でウルガモスを出して蝶舞無双というイージーウィンの形を作りやすくなると思ったため禁止に、かたりてさんごめんね。

他上位ポケモンでヘイラッシャは嫌いだけど本大会ルール的にバランスブレイカーになるほど強いわけではなかったので制限枠にした。制限枠に魅力的なポケモンが多かったので結果的にヘイラッシャのいない対戦環境になった。

 

制限枠の制定について

全部語るときりがないので要点だけ。基本レギュHのシーズン25の上位50位以内から選定。

特性が初手テラスで優勢:マスカーニャ、バシャーモ、エースバーン、オーロンゲ、キョジオーン、イルカマン

技が初手テラスで優勢:キノガッサ、ジャローダ、アローラキュウコン、クエスパトラ、イダイトウ♂

単純なスペック:ポリゴン2、バンギラス、メタグロス、サザンドラ、アシレーヌ、原種ガチグマ、ラウドボーン、キラフロル、ヘイラッシャ、コノヨザル、ドドゲザン、セグレイブ

 

制限枠の中で使用率上位50位以内に入ってない例外ポケモンがカバルドンイルカマンの2体。

イルカマンについては初手水テラスクイックターンが大安定で雨パと組み合わせることでのワンパターン戦法が増えることを危惧して制限枠に。

カバルドンについては近い順位にドリュウズがいてカバドリの並びで使う人が多そうと思ったこと、地面枠にカバルドンを選ぶ人がシンプルに多くなりそうなこと、今作のドリュウズは別に制限枠にするほどのスペックではないことから制限枠にカバルドンを入れることにした。すなおこしによるドリュウズ展開するなら制限枠からどちらかを連れてこさせるようにした。

 

一方で制限枠に入ってないけど環境でよく見るポケモンについてはいわゆる環境メタポケとして制限枠外にした。

カイリューガチグマ受けとしてのアーマーガアハッサムであったり、ドラパルトやオーロンゲと組み合わせることが多いママンボウであったり、いわゆる潤滑油として採用されがちなガオガエンや水ロトムやゴリランダーであったり。

ゲッコウガは制限に入れるか迷ったけどへんげんじざいの弱体化により不一致技の火力不足が制限枠に入れるほどでもなさそうと思い外した。ゲッコウガ入れる人が多くいて使用率上位に入るのも想定済みであえてやった。

主催権限として初手テラスした後でのサイクル攻防戦が見たかったというのも大きいです。

 

環境の中心となりそうなポケモン

禁止枠制限枠について述べたところで、環境の中心となりそうなポケモンを考える。

 

準伝パラドックスポケモンがいないことから素早さラインがグッと下がるため、高い素早さラインを確保できるポケモンは強力

マスカーニャ、ゲッコウガ、オンバーン、ゲンガー、エースバーン、パーモット、ゾロアーク(両方)、ゴウカザル

 

純粋に数値の高いポケモン

セグレイブ、サザンドラ、ヌメルゴン(両方)、ボーマンダ、ジャラランガ、原種ガチグマ、ウインディ(両方)、ギャラドス、ドドゲザン、ラグラージ

 

爆発力を叩き出せるポケモン

ドリュウズ、エルレイド、イダイトウ♂、ゴリランダー、マリルリ、ドドゲザン、オノノクス、ポリゴンZ、ヒスイバクフーン

 

メタゲーム適正◎

ピクシー、ソウブレイズ、マンムー、ガオガエン、水・火ロトム、オーロンゲ、エルフーン、ドータクン

 

天候要因

コータス、バンギラス、ペリッパー、ニョロトノ、キュウコン、ユキノオー

 

 

パートナーズ選定パート

長くなったけどパートナーズの構築経緯を紹介。

1.ラプラスを入れます。

入れないと始まらないですからね。レギュH、10パートナーズでラプラス入れない理由がないですからね。この大会でちょうどいいぐらいの強さのポジションだと思います。

 

2.Hヌメルゴンを入れます。

ラプラスがSVから碧の仮面まで出禁だったころ、ラプラスの代わりとして同じくシェルアーマー持ちのヒスイヌメルゴンを使いたいなぁと思いながらいくつかのメタゲームで検討したものの6~8パートナーズのルールで入れづらかったりそもそも出れないルールだったりで見送り続けた。

なので10パートナーズのここで活躍させたくなったので採用。ちなみにヒスイヌメルゴンは制限枠にするべきじゃない?と思う方もいるかもだが、ランクマでは60位以下で初手テラスタルでグッと強くなるわけでもなく他のポケモンを差し置いてまで制限しにいくほどでもないなと判断した。(これが大きな過ちだった)

 

3.他の使いたいコンセプト

最初は昔から好きなポケモンとしてあげてるムウマを考えてた。ただ初手テラスの適性としてよくないなーと思ったのでムウマージを仮に入れることに。

 

環境調査した感じ一定数ヒスイヌメルゴンいるかもなーと思ってたてこもるヌメルゴンで詰まされないようにエルレイドを入れる。相棒枠の1匹なので信頼も厚い。

 

後攻とんボルチェンできるポケモンが欲しいなと思いメタゲームでも使いたいと思っていたハラバリーを入れる。

 

地面弱点に耐性をつけたい。ヌメルゴンとのサイクルの相性も考えてゴリランダーを入れる。


それだけじゃ地面がまだきついので浮いてるポケモンを入れたい。メガヤンマも使いたいなーと思ってたけどそれ以上にパートナーズ全体での素早さラインを上げておきたかったのでこの環境で期待もてそうなファイアローを入れる。

これでサイクル構築は組みやすくなった。

 

4.補完

フェアリー枠も入れておかないとドラゴンの一貫性きつそうだと思った。筆頭はピクシーだったけど近しいルールの時封杯弐でピクシーが大量発生していた件は覚えている。なので久々に使いたいと思っていたサーナイトを採用してエルサナの並びのコンセプトを確立することにした。

 

ただサーナイトを入れるうえでムウマージと役割ダダ被りに思えたので毒枠も兼ねてムウマージをゲンガーに変更。

 

ここまでで8匹。そういえば制限枠をまだ使用していない。

まだ地面枠を採用していない、トリルやおいかぜと組み合わせることで制圧性能が高い原種ガチグマを制限枠で採用。

 

ラスト1匹。当初の構想として、じしんかじょう枠は1匹入れたいというのがあって、

ウェーニバル、ワルビアル、ボーマンダ、ギャラドス、ズルズキンのどれかは入れたく思っていた。ウェーニバルやワルビアルプランで組んでみたりもしたけど、制限枠でパートナーズとちょうどよくなりそうな組み合わせが見つからなかった。

 

ただボーマンダを入れるとしっくりきた。飛行2匹ドラゴン2匹にはなるけどアローやヒスイヌメルゴンとは性能の住み分けができているだろう。じかじょうといかく、どちらもこのルールで適正を感じる。ということで久々にラプマンダの並びを作ってパートナーズ完成!

 

 

実はトレーナーカードのテンプレが完成したのは募集開始して以降でした。その後募集を締め切って8ブロックになりブロック分けをブイズにしようと決まったところで右上にブイズのシルエットを入れる案が浮かびました。今まで私の作るトレーナーカードでは予選ごとにテンプレが異なるタイプは作りませんでしたが、ワンポイントアクセントがブロック分けの役目を果たすのもいいなとなりました。

エルサナてえてえ主義者なのでちゃんと手をつないでるような配置にしました。

 

他参加者のパートナーズ↓

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41人分×10匹でのトレーナーカード作るの大変でしたけど同時に楽しかったですよ。

 

 

同ブロックの方々(対戦順)

 

ガチグマだけ制限枠被ったけどそれ以外はラウド、バンギ、イダイ♂でいい感じに分かれたと思います。制限枠といえば

KPがとてもいい感じにばらけたので制限枠のバランス調整はよかったなと誇らしく思ってます。ただ全体KPだと1位がヒスイヌメルゴンでぶっちぎりの18となってしまったのでそこはこの大会における反省点です(2位はゲッコウガピクシーの11)。

 

それでは次回に続きます、ここまでありがとうございました!