「いつか私と対戦する人、ブロスターがくるかもしれませんね?」
今回はOverture Cupの3回戦目の対戦記事になります。
大会要項
パートナーズについて
オバチュ3回戦お相手はMr.アンディさんです。お互いのパートナーズはこちら
私が以前主催した奏沫杯からメタゲ沼に浸かってくれた方でオバチュのトレーナーカード画像作成の運営さんです、感謝。そんなアンディさんは初戦の動画の終わりで冒頭のようにおっしゃってました。
選出予想
◎
カマスジョー 水地面悪氷格闘の技範囲がこちらに通りがいいのでタスキ枠でとりあえずきそう。上から強引に1匹落とせそうなのが魅力的。
ラウドボーン こちらのヘルガーが刺さらないのでフレアソング撃ってるだけで強そう。物理受けきちぃ。
タイカイデン カマスジョーやイルカマンが嫌そうなアマージョやジバコイルあたりに強く出られそう。初戦でも出されたし。タスキはどちらかといえばカマスジョー。
〇
マスカーニャ しろさん戦ほどマスカーニャを出したそうには見えない。なんとなくタスキは持たせなさそう。
ゲンガー こごかぜシャドボヘドばくの3ウエポンがこちらに対して強い。タスキの奪い合いが気になるところ。
イルカマン カマスジョーとの選択で。耐久振られてると面倒である。
シビルドン ワイルドボルトとじだんだはありそうだけどタイカイデンが優先されそう。コノヨの突破のためにまけんき覚悟で無理矢理アシボをねじ込む可能性も。
△
デカヌチャン ステロアンコールは優秀だけど後述のわけあって来ない説。
ぶっちゃけ全員出てくる可能性あるので広く対応できるポケモンたちでいこうと思います。ラウドボーンだけは確定でいるし選出もされそうです。タスキ候補多すぎ問題が嫌ですね、奏沫のときもそうでした。
一応予想としてはラウドボーン、水枠(カマスジョー)、電気枠(タイカイデン)、ゲンガー、マスカーニャ+自由枠。
自由枠について、アンディさんは初戦のキャスにて冒頭のセリフを言っていました。
しかし、2戦目で早速最終回かもしれないと言ってブロスターを自由枠で出していました。
ではその次の対戦の私相手にブロスター自由枠でくるのか?
98%Noだと思ってます。
- ブロスター使うくらいならカマスジョーやイルカマンで十分
- 奏沫杯ですでに私相手にブロスターは出してるのでここでわざわざ持ってくる必要はない
- 今使いたいイチオシのポケモンを自由枠で持ってくる
- 前回出して満足したでしょ
なのでアンディさんがひらめいたポケモンでくると思います。ジバコイルが嫌そうなので地面タイプのドンファン、バンバドロ、ワルビアルあたりを警戒しておきます。
こちらはラウドボーン対策のヘルガーを出せる気配がないので自由枠でカバーしたうえで構築を組みました。
型紹介
自由枠はキラフロル。
キラフロル@チョッキ 草
ひかえめHC252D6
パワージェム ヘドウェ だいち エナボ
今回の自由枠。ヘルガーが出せない相手だけどラウドボーンに強いポケモンということで探して見つかった。ラウドがフェアリーテラスを切った場合でもヘドロウェーブで抜群がつける。他にもタイカイデンにタイプで有利とれたりゲンガーマスカーニャのどくびしに対しても回収できる。
もちものはチョッキで仮想的のラウドボーンタイカイデンあたりに受けだしやすくしてる。物理技で殴ろうものならどくげしょうでどくびしを撒けるのでシナジーが良い。
キラフロル見たら初手起点作成を想定しやすそうなので裏から出すことで動きやすくなりそう。
テラスは草でラス一水タイプになったときに返り討ちできるようにしてる。来ないとは思うけどC特化ラウドボーンのだいちのちから最高乱数以外耐え。
アマージョ@スカーフ 妖
ようきH46A252S212
ウィップ とんぼがえり しねん じゃれつく
スカーフにすることでカマスジョー以外の上からとんぼがえりでバックしたりウィップで倒しにいったりできる。(カマスジョー速すぎんだろ)
調整は実値130でスカーフ巻いたら最速タイカイデン(125族)抜き。テラスは切ることないだろうけど一応フェアリー。
アマージョにスカーフって見た目が似合いますよね。イルカマンにめっぽう強い珍しいポケモン。
カイリュー@ゴツメ 無
ずぶといH252B228D30
はねやすめ アンコール ほのおのうず りゅうせいぐん
うずカイリュー。テンプレがあるかどうかは知らないけどS調整ラインやテラスタイプ以外はこんな感じだろう。前2戦とは違って今回は割と出す予定。
引き先として出して弱点の少ないノーマルテラスをしてから炎の渦はねやすめアンコールゴツメダメで削っていく。キラフロルの毒が合わさると蓄積ダメージがさらに大きくなる。
りゅうせいぐんはゴツメダメと合わせてカマスジョーを落とせたり、ラウドボーンにうずダメ絡めて2回ほどで落とせるレベル。
使ってみるのは初なので使用感がわからないが高速が多い相手にやることでもない気がしてならない。
ヤドキング@弱保 水
れいせいH252B212C46
デカヌチャンがいたときに初手出ししたくなる。やることは見ればわかるとおり初手の弱点技を起点にトリルして暴れてもらう。デカヌチャンのはたきおとすはもちろん、シビルドンの特化ワイルドボルトや特化マスカーニャのトリックフラワーまで耐える。
速いポケモンが多いのでトリルの刺さりはいいが、ラウドボーンやシビルドンが遅いのと弱保発動させてもラウドボーンに効き目なしなのが痛いところ。
ノココッチ@メンタルハーブ 無
ひかえめH36B14C220D60S180
ステロ ばくおんぱ だいちのちから おいかぜ
相手のどこに潜んでるかわからないタスキ要因に対してのステロ要因。あまり選出候補にはしてないがキラフロルやジバコイルで暴れる戦闘スタイルにする場合には選出するかも。メンタルハーブは初手ノココッチ用に仕込まれてそうなちょうはつやアンコールの対策として。
はたしてアンディさんはノココッチがおいかぜを覚えることを知っているだろうか。知らなかった場合のリアクションを見てみたさはある。調整はおいかぜで最速タイカイデン抜き、だいちのちからでD4振りラウドボーン高乱2発。
ジバコイル@メガネ 電
ひかえめH70C252S188
10万 ラスカノ ボルチェン トラアタ
見せポケ。入れておかないと不自然に思われる。
調整はS+2で最速カマスジョー抜き、火力特化残り耐久。
電気テラスを切ったメガネ10万でH振りラウドボーンを飛ばせる。無性にノココッチからのおいかぜ展開したくなったときには出す可能性もあるが相手に地面テラス切らされた瞬間終わるのでやらないだろう。
2回戦目でみょんさんやむらびとさんがじりょくジバコイルで相手の鋼を陥れようとしているのを見ていればデカヌチャンをそこまで出したいとは思わなそう。アンディさんがそれを見てるかどうかは知らない。
基本選出はアマージョ+キラフロル+カイリューorヤドキング。相手自由枠次第ではノココッチやジバコイルも視野に。
サイクルをベースに、おいかぜ、トリル、受けと幅広い戦術で相手できるようにしているので見せ合い画面での選出時間を大事にしたい。
見せ合い画面
この辺にポケスタ2の対戦相手決まった時のBGMほしい
自由枠はボーマンダ。
・・・マンダ重くないか?
ということでカイリューは確定。ラウドボーン倒す用のキラフロルも確定。
あと1匹デカヌチャンいたらヤドキング初手に投げようというプランでいたが、イルカマン+ボーマンダの選出でくるとカイリューが過労死でもう片方に無双されそうと思いイルカマンストッパーのアマージョにした。ヤドキングでもよかった気がするが冷ビを搭載してないので・・。
初手はゲンガーやマスカーニャのタスキつぶしとかもできるアマージョで、後続キラフロルとカイリュー。
選出予想ボロボロに外してるしマンダ重いね、大丈夫かな?
対戦内容
お相手視点↓
1.
初手アマージョデカヌチャン対面、ヤドキング出せばよかったなぁと思いながらとんぼがえりでカイリューに引く。デカヌチャンははたきおとすで早速ゴツメがはたきおとされる。
カイリューにノーマルテラスを切ってのほのおのうず。アイスハンマーのダメージを抑えつつデカヌチャンを拘束する。
一部省略(デカヌチャンの攻撃をくらいながらはねやすめやほのおのうずをうってる、デカヌチャンはじならしやじゃれつくをうってる)
デカヌチャンの体力あとちょいまで削ったところでじゃれつくを撃たれるがはねやすめで体力Maxまで回復してデカヌチャンを突破、カイリューのSはめちゃくちゃ下がってる。
2.
2番手はゲンガー。一発くらいなら攻撃くらっても大丈夫そうと思いりゅうせいぐんを選択。ゲンガーのヘドばくで198→154、そして毒になる。毒はまずい。
次はヘドばくかみちづれだろうからキラフロルバック。ゲンガーはみちづれを選択。
ゲンガーのみちづれを無効にしたところでシャドーボールをくらい(190→130)、だいちのちからで落とす。しかしここでのろわれボディが発動。
3.
相手のラストはボーマンダ。テラス次第ではまずいがパワージェムを選択。
マンダは鋼テラスしてりゅうまい、パワージェムが1/4くらい入る。詰んだかな?
マンダにだいちのちからでの打点をもてなくなったキラフロルをいったんアマージョに引かせる、マンダはじしん。ちょっと削れる。
4.
ボーマンダのダブルウイングがアマージョに外れる!アマージョも打点ないのでAダウン願望のじゃれつくでマンダをちょっと削る。Aダウンは引かず。
次のダブルウイングでアマージョが落ちる。こちらはカイリューを出す。
マンダがダブルウイング押してたらキラフロルのだいちで落とせそうなのでアンコールを選択。
マンダの選択はアイアンヘッド。130→3、急所に当たってそしてひるむ。
毒ダメでカイリューが倒されラス一のキラフロルにじしんが刺さり負け。
あとがたり
最後の急所+アイヘひるみはどのみち勝敗に直結しないでしょう。とはいえ今作のアイヘひるみ率7割くらいあると思います。
鋼マンダ重すぎましたね!これに尽きると思います。
敗因としてはまずデカヌチャンへの打点を考えてヤドキングを出すべきでした。そうなると苦手な相手が多そうなアマージョは今回出すべきではなかったでしょう。イルカマン来ないならアマージョ別に刺さってないですからね。
おいかぜジバコの選出も電気の通りはよかったのでありかもしれませんが地面テラスでひっくり返ることを考えるとやはりジバコイルは得策じゃなかったかもしれません。現にキラフロルが呪われボディされてますし。デカヌチャンがチョッキもちの地面テラスじだんだだったのでそこで止まってた可能性もあります。
なのでヤドキングでトリルしてからキラフロルを展開し、カイリューでマンダを止めるというのが勝ち筋でした。そうなればゴツメもはたかれてないので有利に動かせてたでしょう。
あとはカイリューゲンガー対面、これは何されようがキラフロル即バックが正解です、マルスケあるからと1ターン様子を見るのは後続のマンダに無双されるのを許してしまいます。
けっこう運が左右してたようには思いましたがどのみち負けてそうな感じがしました。
運勝ちを狙うなら考察段階で頭によぎったとびひざげりをアマージョに採用してダブルウイング外しのターンにくらわせたかったところです。
奏沫杯のリベンジされましたね、あのときの対戦もあながち負けみたいなところはありますが・・・。
次回、めあさん戦に続きます。ここまでありがとうございました!